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安心して不動産の取引をするために、知っておきたいポイントをピックアップしました。
[参照:公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会]
住まいを借りるまでの流れ
満足できる部屋探しのために、 まず、住まいを借りるときの全体の流れを確認しておきましょう。
住まい探しを始めるに当たっては、自分の希望条件をある程度決めておきたいものです。
以下に、一般的に住まいを借りるときの条件とされる主な項目を記載しましたので、自分の希望条件を整理しておきましょう。
特に、駐車場付き、ペット飼育可、楽器演奏可などの特定の希望がある場合には、不動産会社に前もって伝えておきましょう。また、勤務先との法人契約を希望する場合は、その可否を確認しておく必要があります。
次に、自分の希望条件に優先順位を付けていきます。
例えば、駅前の便利な立地で、かつ静かで交通量が少ない場所の物件というのは、あまり多いわけではありません。希望条件をすべて満たす物件があるとは限り ませんので、どうしても譲れない条件は何か、譲ってもよい条件は何かを検討し、希望条件に優先順位を付けます。こうして優先順位を決めておくと、自分の要 望に近い物件を見つけることができるでしょう。
入居したい時期、住みたい地域、住宅の種類、広さや間取りなど、いつ頃、どんな住まいに住みたいのかを整理します。 STEP2予算を決める
希望の住まいを借りるためのおおむねの相場を調べ、毎月支払うことのできる賃料、管理費(共益費)などを確認し、予算の目安を立てます。 STEP3住まいを探す
インターネット検索や、不動産情報誌などから物件情報を集め、希望条件に合う物件を探します。 STEP4不動産会社を訪問する
希望エリアの情報を多く扱っていそうな不動産会社、希望の物件がある場合はその物件を取り扱っている不動産会社を訪問します。不動産会社に自分の希望条件を伝えて物件を紹介してもらいます。 STEP5物件を見学する
気に入った物件が見つかったら、実際に物件を見学します。希望の物件が見つかるまで物件見学を繰り返し、希望の住まいを探すことになります。 STEP6入居の申し込みをする
借りたい物件が見つかったら、貸主へ入居の申し込みをします。申し込みは、一般的に書面で行います。 STEP7契約前の準備をする
通常、貸主は入居申込者の入居審査を行います。審査の結果、入居できる場合には、物件の説明を受けるとともに、契約条件を確認します。その他、契約に向けた準備を行います。 重要事項の説明を受ける 仲介をしている不動産会社を通して申し込みをした場合は、不動産会社から、物件や契約条件などに関する重要事項の説明を受けます。 STEP8賃貸借契約を結び入居する
物件や契約条件を確認し、必要な書類や費用などの準備が整ったら、貸主と賃貸借契約を結び、鍵の受け渡しなどが行われます。鍵を受け取ったら、家財の搬入前に室内を点検して、現況を確認します。 STEP9入居後の対応
入居後に、設備の故障や不具合などが見つかった場合は、管理会社または貸主に適宜連絡をします。また、契約期間が終了する一定期間前には、契約を更新するか、あるいは退去するかの選択をします。契約書の定めに従って、更新手続きまたは退去、明け渡し手続きを行います。
安心して不動産の取引をするために、知っておきたいポイントをピックアップしました。
[参照:公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会]
住まいを貸すときの流れ
安心して住まいを貸すためには、まず、住まいを貸すときの全体の流れを確認しておきましょう。
について整理しておきましょう。
例えば、将来住む予定がなく貸し続けるつもりなら、通常の賃貸借契約(普通借家契約)、いずれ自分が戻って住むつもりなら、契約の終了が確実な定期建物賃貸借契約(定期借家契約)も選択肢となるでしょう。
また、住む予定がない場合は賃貸ではなく、売却のほうが適切な場合もあるかもしれません。住まいを貸すには様々な理由がありますので、将来を見据えて「貸す理由」をしっかりと整理することが重要です。
次に貸すまでの全体の流れを見ていきましょう。全体の流れを知っておくと、いつ、何をするのかが明確になり、スムーズに行動することができます。
STEP1相場を知って、賃料の目安を立てる住まいを貸すと決めたら、いくら程度で貸せそうかの目安を立てます。まずは、住まいの周辺の募集賃料を知ることから始めるとよいでしょう。 STEP2貸した場合の収支について考える
住まいを貸すと、賃料が収入として入ってきますが、税金や管理費などの支出も考慮する必要があります。したがって、おおむねの収入と支出がどのようなバランスになるのかを試算しておきます。 STEP3賃料の査定を依頼する
不動産会社に借り主の募集を依頼する場合は、賃料の査定を依頼します。 STEP4不動産会社に依頼する業務を決定し、正式に依頼する(契約を結ぶ)
住まいを貸すには、入居者を募集し、入居後の管理(賃料の授受、入居者の苦情対応、物件の清掃など)を行っていく必要があります。これらを自ら行うことが できない場合には、不動産会社へ依頼することになります。入居者の募集を依頼する場合は仲介業務を、入居後の管理を依頼する場合は管理業務を不動産会社に 依頼します。 STEP5賃貸条件を決定し、入居者を募集する
賃料や契約期間など、募集に当たっての賃貸条件を決定し、入居者を募集します。不動産会社に仲介業務を依頼した場合は、不動産会社と相談しながら賃貸条件を決定し、貸主と不動産会社が合意した方法(インターネットや情報誌への掲載など)によって募集活動を行います。 STEP6入居希望者への対応、条件交渉などを行う
入居希望者からの問い合わせや物件見学に対応します。その他、入居希望者との条件交渉なども行います。不動産会社に仲介を依頼している場合には、これらの業務を不動産会社が行います。 STEP7入居申込者を審査し、賃貸借契約を結ぶ
貸主は入居申込者の審査をし、最終的な入居者を決定します。その後、入居者と賃貸借契約を結ぶことになります。不動産会社に仲介を依頼している場合は、不動産会社が入居者審査や契約手続きをサポートします。 STEP8入居後は管理などの対応をする
契約を結んで入居した後は、入居者からの賃料の受け入れ、入居者の苦情対応、物件の清掃などの管理を行います。また、契約期間が終了したときの契約更新や 退去手続き、退去後の入居者の募集などにも対応しなければいけません。不動産会社に管理業務を委託した場合は、これらの業務を不動産会社が行います。
なお、住まいを貸すことで、家賃収入を得た場合には、確定申告も必要です。